主従とは主となるものと従となるものということですが
著作権法によると引用の範疇であれば報道や批評、研究などの目的で著作物の一部を無断で利用できるんですがちゃんとした主従関係になってないといけないわけです。
このブログの中で本当に正しく引用ができてるのかどうか疑問におもったので
今回はこの問題を取り上げていきます。
このブログはテキストオンリーなので基本的に画像や動画の引用はしませんから
問題はニュース記事ですね。
あれ?これちょっとマズいんじゃないかなとおもった記事は一応必要最低限まで削ったり記事自体を削除したりしました。
違反サイトの情報収集っていうタイトルで自分が違反してたらシャレにならないからね。
記事の中に一言コメントみたいなの結構あったんですが、やっぱりどう考えても主の部分が足りないっぽいのでリンクだけに変えました。
このブログの読者がリンク元行って読んでくれれば全然問題無いんだけど。
一応これで大丈夫と思うんですがリンクだけでもダメって言われたらもう本当どうしようも無いんですけどね。
あと、見出しも変えたりした方がいいのかもしれない。
では、詳しく見ていきたいと思います。
各新聞社がどういう見解なのかを見ていきます。読売は本当長いんですが
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/policy/copyright/
毎日新聞
http://mainichi.jp/info/etc/copyright.html
朝日新聞
http://www.asahi.com/policy/copyright.html
産経新聞
http://www.sankei-digital.co.jp/others/iproperty.html
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/info/copyright.html
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/policy/copyrights.html
まー当たり前だけどけっこう厳しく書いてるよね。
ネット上では全然守られてないけど。
はっきり定義されてないけど自分の文が引用文より多くないと正しい引用にはならないっぽいね
そうなってないとただの転載とみなせれるんでしょう。
あ、もちろん非営利でも転載はいけませんよ。
政治論評系のブログでは全文転載してるのが結構見かけますね。
ブロガーの心理としては何だろう、自分の所で記事を保存しとおきたいっていうのもあると思うんですよねー。
元記事が消えた時にとか、そういう理由ででもやはりダメなんでしょう。
新聞社以外も情報元も見てみます
ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/info/rule/
INTERNET Watch
http://impresswatch.jp/guide.htm
Walkerplus
http://www.walkerplus.com/info/public.html
CNET Networks
http://aiasahi.jp/rights.htm
ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/index.html
引用の範疇で正しくやるなら大丈夫そうだね
また、著作権法の十条には
一 小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物
二 音楽の著作物
三 舞踊又は無言劇の著作物
四 絵画、版画、彫刻その他の美術の著作物
五 建築の著作物
六 地図又は学術的な性質を有する図面、図表、模型その他の図形の著作物
七 映画の著作物
八 写真の著作物
九 プログラムの著作物
2 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項第一号に掲げる著作物に該当しない。
とあるんですがこれにはニュース記事は含まれていない気もするんですが・・・
>事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項第一号に掲げる著作物に該当しない。
ここですね問題は。つまり事実に伝達にすぎない記事は著作権的に保護されるかどうかなんですが。
日本新聞協会に詳しい見解が書いてあります。
http://www.pressnet.or.jp/info/kenk19971100.htm
これによると事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道」とは、死亡記事、交通事故などの
単純な事実を伝える記事だけであり、ほとんどの記事には著作権が働いていますとのこと。
ニュース記事が自らの思想・感情を創作的に表現した創作物に含まれるのは不自然な気がしますけど。
具体的にどの記事のどの部分が創作物になるのか言って欲しいよね。
法の解釈はともあれ記事が保護されないと商売が成り立たなくなるからそこはしょうがないか。
結局、侵害したって判断するのは権利者側だから権利者が黙認してれば別にいい気もするんだけど
もし権利者がこのブログ見たっていきなり訴えるぞとか、警察に通報とかは無いと思うんです。
転載繰り返して逮捕された例もありますが。
確かその事件記事をそのまま転載するし続けて
しかも、何度も警告したそうなんですが無視して転載を続けたので権利者が怒って通報したってことだったと思います。
警告受けた時点でちゃんと謝った後に記事削除すれば逮捕までいってないと思うんですよね・・・
というかこんな過疎ブログに権利者が来て、いきなりやめろ何てことは無いと思うんですが(ほとんど誰も見てないし)
もっと酷い所もたくさんあるし。
でもこの先何かの間違いで人気ブログになる可能性はあるからね。
やっぱり配慮は必要です。
具体的にはやはり元記事のページで見て欲しいわけですからそのページに誘導するように配慮しなきゃ。
それでも権利者が消せって言われたらもちろんすぐ消しますけど
これからは、このブログの方針として万が一消せと言われたときに内容が全部なくならないように
何というかニュース記事に頼らずに完全オリジナルの記事を増やしていきたいですね。